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ステロイドはやっぱり免疫力を低下させるのか⁈ [アナフィラクトイド紫斑病の治療と検査]

 プレドニンの量を順調に毎月1mgづつ減らし、あと何ヶ月かでもうこのおクスリともサヨウナラができそうな予感のしてきたその年の夏。
多少動き回ったってもう紫斑は現れませんでした。

 8月に入ったばかり。
夏休みを目前にちょっと浮かれ気分のその頃。
その事件は起きました。

暑い暑い夏だというのに大きいマスクをして、痰の絡んだ大きい咳をずっとそのお客様はしていた。

たった10分程度の接客。
相手はマスクもしている。

タチの悪そうな風邪っぽいなー。
うつったら大変そうだなぁ…

なんとなくイヤな感じがしたので、念の為接客が終わってからうがい手洗いをしておいた。

しかーし、イヤな予感は的中!

次の日の朝から喉が痛くなり、
さらにその次の日には身体中ダルくなり、夜には頭が痛くなりとうとうダウン!
38度の熱も出ていた。

ここ10年滅多に熱を出したり風邪をひいた事のないこの私が、この短期間でダウンするとは…。

相当タチの悪いモノを貰ってしまったに違いない。
私にタチの悪い夏風邪を持ってきたお客を少しだけ憎んだ。

昔から、周りの家族が全員風邪をひいても自分だけはかからなかったのに。

やっぱりプレドニン(ステロイド)の副作用で免疫力が落ちているのだろう。
こんなにもアッサリと風邪ひいてしまうなんて…

プレドニンをやめたい理由/がんばれ免疫力 [アナフィラクトイド紫斑病の治療と検査]

その年の2月後半からプレドニンの服用を始め、最初は週一回の通院でその都度紫斑の出具合を見ながら薬の量を調整して行きました。
紫斑は徐々に減り、ほぼ消えて無くなった頃から薬の量を減らして行きます。

最初のプレドニンの量が多い頃は、プレドニンの他にロキソニンと胃薬も一緒に服用していました。

ロキソニンと言えば痛み止め!
でも今回処方されたのは痛み止めとしてでは有りません。

ロキソニンには抗炎症作用が有るからです。
(この赤紫の紫斑は炎症でもあるそうなので)
ロキソニンを服用すると人によっては胃腸が荒れるので、胃薬も一緒にとの事でした。

紫斑が減るにつれプレドニンだけになり、プレドニンの量も減り、通院も週一回から二週間に一回になり、月一回になって行きました。

ここまで来ればもう安心!
後はなるべく早くこのプレドニンという副作用の有るお薬と手を切るだけ…。

プレドニンを長期服用していると、免疫力が落ちてしまう。
免疫力と言うのは病気と身体が戦う抵抗力!
コレが落ちると風邪やインフルエンザなどのウイルスに進入されやすくなってしまうらしい。
また、ガンになった人なんかも免疫力を上げた方が良いとよく耳にする。

なんでも副腎という奴の機能が下がると免疫力に影響するらしい。
ステロイドはこの副腎にどうも悪影響が有り、今服用してるプレドニンは要するにステロイドなので副腎に良くない。

人によって副作用は色々だけど、この免疫力が下がるというのが一番厄介だ。

とにかく慢性化する前に少しでも早くやめたい所。

プレドニンの服用ーその後 [アナフィラクトイド紫斑病の治療と検査]

プレドニンを服用し始めてからというもの、経過は順調で、徐々に薬の量も減って行きました。
受診するたび紫斑が出ていなければ1mgづつ薬が減って行きました。
このまま行けば完治して、お薬からも解放される日も近いかも!
という感じでした。
ただしこの病気、なかなか完治とはいかないらしく、疲れやストレスなどでまた再発する事も多いらしいのです。

プレドニン(ステロイド)の副作用/ムーンフェイス [アナフィラクトイド紫斑病の治療と検査]

プレドニン(ステロイド)での治療を始めて一ヶ月。
効果は抜群で、病状もかなり安定していました。

プレドニンを服用している限り、かなり動き回っても、紫斑がまた出てくることはありません。

あんなに悪かった体調も落ち着いていました。

ただ気になるのはあの異常な食欲。

先生に聞いてみると、確かにそういう副作用があるそうです。

単純に太るのもそうだし、むくみやすくもなるみたいで、顔が丸くなって来るらしいです。

ムーンフェイスというそうです。

先生にも最初来た時より顔が少し丸くなってるよと指摘されました。

ちょっと前まで背中の痛みでげっそりしてたから、これ位で収まればまあいっか?

プレドニン(ステロイド)の副作用/太るのか? [アナフィラクトイド紫斑病の治療と検査]

プレドニン(ステロイド)の副作用のひとつに、太るというのが有ります。
ネット上で見つけたものの、他人事だと思っていました。

背中の痛みなどで苦しみげっそりしてたのも有るし、大人になってからはそんなに太りやすい体質でもありません。
元々食も細い方な気がします。
ところが
このプレドニンを飲み始めると事態は一変しました!

この薬を飲んでる間、やたらと食欲が湧いてくるのです!

食べ終わってもすぐに次の何かを食べたくなるのです。
お腹がいっぱいになった感じがしないのです?

最初は体調が良くなった印だと思っていました。

プレドニンの副作用 [アナフィラクトイド紫斑病の治療と検査]

 プレドニンというお薬はいわゆるステロイドです。
効果はバッチリ(人によって)なのですが、それなりに副作用が有るようです。

 服用中免疫力が落ちるので、風邪をひかないようにする事。
 胃が荒れやすくなるので胃薬を必ず一緒に飲む事。

などの説明を先生からうけました。

 その他の副作用として、「太る」というのをネットで発見!
先生に聞いてみると確かにそんな副作用も有るそうです。

3週間後くらい、実際に太って少し顔が丸くなりました。

プレドニンというお薬の服用を始めました [アナフィラクトイド紫斑病の治療と検査]

そしてプレドニンというお薬の服用を始めました。
 プレドニンの副作用で胃がやられてしまう事が有るので、タケプロンという胃を守るお薬も一緒に飲みます。

 また、ロキソニンも一緒に処方されました。ロキソニンと言えば痛み止めの印象が強いですが、炎症止めの役目も有るそうです。

このお薬の効果は私にとって抜群で、飲み始めると明らかに紫斑が薄くなって行くのがわかりました。

そー言えばあれだけ悩ましかった背中の痛みもいつの間にか感じなくなっていました。

 この薬を飲んでる間はいくら動き回ってももう、紫斑が広がる事は有りませんでした。

うーん、プレドニン最強

不思議不思議?紫斑が出たり引っ込んだり [アナフィラクトイド紫斑病の治療と検査]

後日晴れて、アナフィラクトイド紫斑病に確定し、治療が始まりました。

とにかく本当は安静にするのが良いそうです!

トイレに行く以外は動かずじっとしている事。
それもなるべく足を上にあげて…。

私の場合、そーいう訳にもいかず、多少動いてしまっていました。

でも必要最低限。
なるべく仕事はデスクワークで。
足元に箱を置いて足を乗せ、なるべく足を上げていました。

そうして何日かすると、不思議な事に、アレだけ派手に出没していた紫斑が、少しづつ薄くなっていきました。

ただ油断してちょっと動き過ぎるとまた、紫斑が広がってしまいます。
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アナフィラクトイド紫斑病疑い

 無事採取された皮膚は、検査に回され、結果が分かるのは1週間後になるそうです。
なのでまだこの時点では、正式にアナフィラクトイド紫斑病の認定は受けていないコトになります!

「アナフィラクトイド紫斑病疑い」です。
本当は2週間ほど入院して安静にするのがいいそうですが、できれば、いやどうしても入院はしたくないので、先生に家で極力安静にするコトを誓い、今回は入院を免れました。

先生には他の血液検査など(この日他に画像検査も受けている)の結果次第では、まだ入院の可能性も有ると釘をさされました。

この病気は腎臓に症状が出やすく、そして腎臓を悪くしてしまうととても厄介なので、必要があれば入院をするなり、きちんと治すべき時に治した方がいいとのコト。
透析にでもなったら入院どころの話ではすまないそうです。

ただの湿疹だからと、後回しにしようとしてた症状が、意外と大変なコトになってしまいました。

「腎盂腎炎」は確定ですが、これは何日かお薬を飲めば治るとのコト。

一番なんとかしたかった背中の痛みについては、この日は特に原因はわかりませんでした。背中の下の方なら腎臓と関係してるかもしれないらしいのですが、上の方だし。

同じ病気の人で、腎臓意外に腸などに症状が出て、お腹が痛くなったりもするらしいのですが、背中の上の方となると…なんか違うみたい。

ついでに先生に、健康診断をおすすめされました。
年も年なので、やっといて損はないからと。

確かにそうです。

そんなこんなで4つ目の病院の初診を終えたのでした。

皮膚を採取したコトつづきのつづき [アナフィラクトイド紫斑病の治療と検査]

先生がとうとうやってきました。
麻酔が効いてるかどうかメスの横の部分を皮膚にあてました。

「コレは冷たいですか?」
「はい」
「じゃあコレは?」
「冷たいです。」
「うーん、もうちょっと待ってみましよまうか。」

先生が気を紛らせようと世間話をしてくれましたが、コレからメスを入れるという事実に頭がいっぱいで、何を喋ったかあまり覚えていません。

ベッドに横になりながら、こんなコトを考えました。

ふーん、こんな風にして感覚が有るか試すのか。
あれ、でも冷たいって、コレはやっぱり麻酔の効きが悪いのでは…。ヤバいかも。

 もし麻酔が効かなかったらどんだけ痛いのか、考えただけで気が遠くなりました。

また先生がやって来ます。

「コレは冷たいですか?」
「はい。」
「コレは?」
「…冷たいような気がします。」
「コレは?」
「触ってるような気がします。」
「…おかしいですねぇ。」
「先生、麻酔が効かなかったってコト有るんですか?」
「そういう体質の人もいますけどね。お酒いっぱい飲む人は効かないとか言いますけどね。」
「先生、私凄い飲むんです。」
「コレは?」

もう興奮状態で、何が何だかわからなくなっていました。

「じゃあ切りますね。すぐですからね。」

「痛くてもガマンします!」

そう言って顔を両手で覆い、全身に力を入れて覚悟を決めました。

ぐっと押されたような感じがしました。(切り取るのだから当然と言えば当然ですが)

痛くは無かったのですが、身体の力は抜けません。目をぎゅっとつむって息を凝らしていました。

「もうすぐですよ。後は縫ったら終わりですからね。」

「は、はい。」

もー必死です。途中で痛くなったらと思うと気が気じゃ有りません。
結果、何事もなく皮膚の採取は完了したのですが。

終わった後はクタクタです。
看護師さんが心配して、暫くベッドで横になって休んでいってもいいと声をかけてくれました。

めでたしめでたし。


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